雨が多い山口県で革製品を使うなら欠かせない事とは？

中国地方は一年を通して雨が少なく、比較的自然災害の被害も少ない地域です。関東地方に比べるとやや交通機関が不便ではあるものの、長く暮らしているとその良さも分かってくるでしょう。しかし、中国地方の全てで雨が少ないわけでもありません。

山口県もそうした例外的な地方の一つで、梅雨の際は雨量が多いです。雨が多いほうが貯水面では良いのかもしれませんが、なかなか適量を調整できないのが自然というものですね。よって、山口県に住むというのなら、こうした特性を理解しておきましょう。

さて、梅雨の際に雨が多いとなると、具体的に何に気をつけるべきでしょうか？浸水なども不安ではありますが、最も身近な問題としては、湿度が高くなるという点です。日本は全体的に湿度が高めなのですが、山口では雨が多い分、より一層高くなりやすいと言えます。

雨が多いと自然災害も怖いですが、湿度が影響する『革製品の手入れ』に関しても、十分な注意が必要となります。革製品と言えば防寒具であるコートやジャケットが思い浮かぶと思いますが、財布や鞄も革を使ったものが多いですね。

革製品はどれも高級感がありますので、自分で購入したり、贈り物などで持っていたりする人もいるでしょう。頻繁に使うものなら異変にも気付きやすいのですが、もしもしまいっぱなしの革製品がありましたら、山口県では注意が必要となります。

雨が多くジメジメしている山口では、雨に直接当たるのもそうですが、湿度が高い時に風通しが悪いところに保管していると、カビが生えることもあるんです。押し入れに入れておけば劣化しない…なんて思い込んでいる人がいますが、それは慢心であると言わざるを得ないでしょう。

もしも雨で革製品がずぶ濡れになったり、カビが生えてしまったりしているのなら、クリーニング店の利用を検討しましょう。クリーニングをお願いすると、革製品にとって最適な手入れをしてくれますし、当然汚れなども綺麗に落としてくれます。

雨の多い山口では、水に弱い革製品にとっては厳しい環境です。それならせめて手入れだけは怠らず、長く使えるように配慮してあげてくださいね。